グローバルマネーが国境を越えて駆けめぐり、あらゆる金融商品とならんで各国・各都市の不動産が俎上にのっている。その際、比較されるのは投資利回りである。不動産鑑定士の中にはキャップレートを問題視する人がいまだに多いが、DCF法で一番重要なのは「収支分析」と「収支予測」である。この点において、国際的な相互比較性を担保するためには、不動産の評価基準を国土交通省が国際標準へと引き上げる必要がある。これが実現できれば、国際的相互比較性という「ネットワーク外部性」と呼ばれるメリットが生まれる。
[参考]
> JR東金線(東金)の新築一戸建て
> 南相馬市の賃貸
> つくばエクスプレス(三郷中央)の新築一戸建て
> 京成小岩の賃貸
> 高の原の賃貸
これは、参加者が多いほど、みなにとってメリットが大きくなるという考え方だ。不動産金融や投資マーケットにとって、ネットワーク外部性が向上すると、収引コスト・情報収集コストという大きなコストを低減でき、透明性がアップする。また、流動性も高まる。今後の日本の不動産金融、投資マーケットの成長を考えた場合、国際標準化は不可欠のプロセスである。